![]() 写真は我が家にある実用的な「つぼ」シリーズ。 元々は昔の味噌部屋にあった漬物をつけておくためのつぼ。 蓋は、釜の蓋です。ちなみにこの蓋の取っ手はきちんと取り外すことができます。 今は漬物用ではなく芋や玉葱などを入れてます。 玉葱は吊るす方が良いかも。しかしこれをどうしても使いたいので無理やり玉葱入れてます。 もしかしたら蓋もあまりしないほうが良いのでしょうか。 ともあれ気に入ってるんで使ってます。 ![]() 国産杉無垢フローリングを家の床に使ったら1年後にはこうなります。 上の写真は、しみが付いた様子や細かい傷が見えます。 下の写真は、何か重いものを落とし凹凸の傷が出来ています。 こう見ると、ものすごい傷のように見えますが、こんなに寄って見る事は日常生活ではほとんどあり ません。しかも全体で見ると目立つものではありません。 しかし、無垢の特に杉材は柔らかいので、例えばウレタン塗装をしたテカテカの硬い合板フローリン グと比べると傷は確実に付きます。 クライアントの方にお勧めする場合は、事実を伝えないといけませんので、このような欠点も確認し てもらいます。 傷が付いてもそれが経年変化の味であり、むしろ素足にやわらかく気持ちがいい、と感じる方にはお 勧めです。
![]() 写真は和箪笥の2重扉。一枚目は開き扉で鍵付き。二枚目は引き出しです。 この形式のものは同時代の箪笥でよく見受けられます。おそらく当時の流行のスタイルだったのでは ないでしょうか。 しかも大抵は開き扉の吊元の丁番が壊れています。やはりこの手の可動部分は錆びると直ぐにダメに なります。また当時の丁番は現在の家具につける丁番に比べて薄いような気がします。 しかしディテールは美しい。下の写真は開き扉の鍵穴の様子と、内部引き出しの引き手の紐付き金 具。 ![]() ![]()
![]() 設備設計の先生と打ち合わせに京都へ。 そこで非常に面白い本見せてもらいました。その名も「自給自足の本」 小難しい事を抜きにして分かりやすく、それでいてかなり突っ込んだ解説がなされています。 その中でメタンガスについて先生から紹介。 人間の糞尿と豚のそれとを比較すると約5倍の差があるそうです。つまり豚の方が効率が5倍。 実際人間の糞尿でメタンガスを発生させ、エネルギーとして利用している町もあるそうです。 自然エネルギーというと直ぐに太陽光発電を考えがちですが、それぞれの地域にあった自然エネルギ ーがあり、それを考えることはまさに地域に根ざした考え方です。 ![]() またまた博物館情報です。これは一体なんでしょう? ![]() 近づいてよく見るとセミの抜け殻です。 奇数年と偶数年で採取される量が異なるそうです。 台湾ではこれが薬の材料になるらしく、一個いくらで売れるらしい・・・ 鉱石はほんとに美しい。結晶の形も色も、いくら人間が想像力を働かせても勝てない気がします。 子供の頃いろんな石や結晶を集めていたのを思い出します。
![]() 昨日の続き。大阪市立自然史博物館に併設された長居植物園も見学。写真は植物園中央に走る橋で す。 手前の色とりどりの花と対応するような虹色の彩色はきれいです。 下の写真は植物園内で気になった植物です。「気根」というそうです。根が地上に飛び出したよう な。タケノコみたいです。 ![]()
![]() 大阪市立自然史博物館に特別展新説恐竜の成長を見に行ってきました。 動く恐竜は台中の自然史博物館で既に経験済みなので個人的には感動が薄かったです。 しかし初めての人にはその妙にリアルな動きにびっくりすると思います。昔見たぎこちない動きと違 って滑らかで動物的な動きをします。 展示内容は興味深いものです。分かりやすく解説してくれる携帯レコーダーが貸し出されており、長 男はこれを聞きながら熱心に見ていました。なかなか好評のようです。 しかし会場がせまい。もう少しゆったりと展示してあれば余裕をもって見れたかも。特別展なので仕 方ないかもしれませんが。 ![]()
![]() 写真中央に写っている平べったい壁のような柱は単板積層材(英語表記を略してLVLと呼びます)と いう素材です。一見構造用合板に似ていますが、合板と違って長い材を作ることができます。 この建物は吉野産杉材を軸組みに使った在来木造住宅です。その中でなぜ写真の部分はLVLを利用し ているのか?写真には全体が写っていませんが、ここは高台からの美しい景色を取り込むため高さ約 5mの大開口になっています。そのガラスのカーテンウォールの耐風圧を受けるためのマリオンとし て機能しています。 通常の木材だと厚みがあり景色に対して邪魔になります。またかなり高さがある為座屈が心配で、そ れを防止するための補強材を取り付ける必要があります。更に重要な事は、木材の反りです。これだ け長いといくら乾燥材といえど無垢の製材は全く反りが生じないとは言い切れません。この柱は巨大 なガラスを取り付けているので反りは禁物です。 以上の理由から、ここの柱だけ狂いが生じず、細い断面を持つ構造材であるLVLを利用しました。 LVLの事を少し解説しておきます。先ほども少しふれましたが、構造用合板の製造過程と類似してい ます。使用する樹種はアピトンなどの広葉樹の他杉、唐松などの国産材も利用しているようです。 合板が互いに繊維方向が直交方向になるように積層するのに対して、LVLは平行した繊維方向の積層 割合が大きく、また積層する単板の数も多いため厚みもあります。 合板が面材として利用されるのに対して、LVLは軸組み材として利用されます。 LVLの特徴をまとめてみます。先ずは単板を数多く積層させますから、合板など他のエンジニアリン グウッド同様節などの欠点が分散され、また含水率も均一化され寸法が安定し精度もあがります。当 然強度のばらつきもなくなり品質も安定します。 二つ目は平行層が多いため長い材料を製作する事が出来ます。これにより柱などの軸組み材に利用す る事が出来ます。 LVLは長期耐用性を要求される戸建住宅の構造材としても利用されていますが、サイズフリーの大断 面を製作できる性質を考えれば中規模大規模建築物にも十分利用できます。表面の仕上げも割合きれ いで、そのままLVLを見せたようなデザインも面白いと思います。 ![]() 写真は黒皮付きの鉄を階段の手摺に利用したもの。階段に面して設置された壁一面の本棚にボルトで 取り付けています。 黒皮鉄というのは、鉄の圧延過程で出来る酸化皮膜の事です。これが赤錆を防止します。中華なべや フライパンなどの黒い部分がそうです。 何も加工しない場合、完全な黒皮鉄板として錆の防止が期待できますが、加工するとなれば溶接跡や 穴加工など黒皮がはがれる部分が出てきます。この荒々しい跡がまた面白いデザインです。「古色」 に通じるものがあります。 当初鉄には仕上げを施さなかったのですが、やはりサンダー掛けした部分から錆が出て手に付くとい う事で現場でクリアーを上からかけてもらいました。 通常鉄は塗装しないと錆びるので、オイルペイントなどで着色します。着色しても、鉄の持つ存在感 はあるのですが、やはり黒皮付きの鉄には勝てません。 壁面本棚は構造用合板の9mmを利用して箱状に組んでいます。裏板も同じく9mmの合板を利用し ており、かなりしっかりとしています。もちろんこの本棚に取り付けられた手摺にかなり力をかけて も、びくともしません。
![]() 写真は背の低い和箪笥を電話台に転用しています。 古い和箪笥は、角がしっかりと出ておりカチッとした印象のものが多いです。現在生産されるもの は、ニスをてかてかに塗って角を丸ませているものが多いです。おそらく危険防止なんでしょうが、 そんなに危ないものでもないし車のデザインもそうですが、なぜか皆角を丸めたがるのはなぜでしょ うか。 個人的には角がカチッとしたものが緊張感があって好きです。また木材の表面もニスで艶を出さず に、木の肌が感じられるような自然なものが良いです。 また江戸期の和箪笥の金具がすばらしい。取っ手とか鍵穴とか、メーカー品でこんなの誰かに作って 欲しい。ちなみに鍵は何処でもついています。
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